ナシカとは

about nashica

双眼鏡の使用目的

遠くのものを近くに見たいという人間の夢は今から300年以上も前にオランダの眼鏡職人によって、望遠鏡という形で実現され、それから数年後には2本の望遠鏡を用いて物を立体的にみるという今日の、双眼鏡の第1号機が誕生しました。

双眼鏡は自然観察やバードウォッチング、登山、旅行、ドライブ、スポーツ観戦、観劇、天体観測、そして漁業、航海などの業務用まで広範囲な分野で使われるようになりましたが、今日の過剰ともいえる品揃えは、はじめて双眼鏡を購入される方には正しい商品選びが大変難しい状況です。ナシカ双眼鏡の品揃えの中から使用目的別に簡単に選択できる(ピクトグラム)イラストをご覧ください。

  • スポーツ

  • コンサート
    ・劇場

  • 旅行

  • マリンスポーツ

  • バード
    ウォッチング

  • 暗視

  • 登山
    ・自然観察

  • オールマイティ

  • 高視界

  • 眼鏡等

  • 天体観測

  • 漁業・監視等
    業務用

  • 防水

  • 高倍率
    ・ズーム

  • 携帯

  • カメラ

■ Bak-4・プリズム
このマークがついているモデルはBak-4プリズム(高屈折率ガラスプリズム)が使用されており、より明るく鮮明な像の証です。

■ アルミ合金
このマークがついているモデルはデリケートな光学系を保護する為にアルミ合金ダイキャストボディを使用している証です。

双眼鏡の大きさ重さ・レンズの大きさと明るさ

双眼鏡を何の目的に使うかによって、どのようなモデルを選択すべきが変わります。旅行や登山には携帯性を優先、次に性能、デザインで選択したほうが賢明です。又、自然観察や業務用などには移動性よりも性能を重視したいものです。目的で選択する場合は性能を優先して目的に応じた商品選択をしてください。一般的には対物レンズが大きければより明るい像が得られますが大きさや重さが、反比例して、より大きく重くなります。

双眼鏡の倍率と視界

性能上チェックすべき点は倍率と視界との関係です。一般的には倍率が大きければ大きいほど高性能と考えられがちですがこれは誤りです。倍率が大きくなればなるほど見える範囲(視界)は狭くなり、且つ像は暗くなってきます。昔から双眼鏡の理想的な光学系は7倍と50mmレンズの組み合わせとされています。双眼鏡を選ぶときそれを基本として考え、室内(観劇等)にも使用したい時は5倍から7倍まで、スポーツ観戦など動きのあるものを見たい時は、最大10倍位までのものを一般的に使用します。倍率を求めたいときはズーム式モデルで最大150倍まで、ご自分の求めたい倍率の物を選択いただけますが、倍率があればあるほど視界と明るさが犠牲になることをご承知のうえ、ご自身の愛機を選択ください。